【2020年最新版】インド入国前に狂犬病のワクチンは打つべき??

こんにちは!

日の出ファウンデーションです!

さて突然ですが、みなさんは狂犬病という病気を知っていますでしょうか?

発症すると100%死亡する怖い病気です。

インド滞在をする方なら必ずしも調べる海外予防注射。

今回はその中でも感染した動物に噛まれたら死亡率100%といわれる狂犬病について、リアルな情報をシェアしていきます。

1.狂犬病とは?

そもそも狂犬病って何?

聞いたことはあるけど詳しくは知らないって方は多いのでしょうか?

 

狂犬病とは…

狂犬病は、狂犬病ウイルスを保有するイヌ、ネコおよびコウモリを含む野生動物に咬まれたり、引っ掻かれたりしてできた傷口からの侵入、および極め て稀ではあるが、濃厚なウイルスによる気道粘膜感染によって発症する人獣共通感染症である。

感染から発症までの潜伏期間は咬まれた部位等によってさまざまであるが、一般的には1〜2カ月である。

発熱、頭痛、倦怠感、筋 痛、疲労感、食欲不振、悪心・嘔吐、咽頭痛、空咳等の感冒様症状ではじまる。咬傷部位の疼痛やその周辺の知覚異常、筋の攣縮を伴う。脳炎症状は運動過多、 興奮、不安狂躁から始まり、錯乱、幻覚、攻撃性、恐水発作等の筋痙攣を呈し、最終的には昏睡状態から呼吸停止で死にいたる。

狂犬病は一度発症すれば、致死 率はほぼ100%である。

出典:「NIID 国立感染症研究所 狂犬病とは」 

上記からもわかるように狂犬病は非常に危険であり、致死率100%という恐ろしい病気です。

 

当然こんな恐ろしい病気にはかかりたくないですよね?

予防できるのであれば予防したいと考えるのは普通だと思います。

ただ、お値段が張ってしまうのがネックで予防接種を躊躇する方が多いのではないでしょうか?

2.結論

まず結論から先に言ってしまいます……

狂犬病のワクチン注射は打たなくてもいいです!

※インドの中でも自分が住んでいるデリー・グルガオン地域の状況、加えて完全な肌感覚に基づく主観ではあります。

確かにインドにはたくさん野良犬がいます。

しかしインドにいる犬は何もしなければ襲ってきませんし、犬がいたとしても普通に歩いていれば寄ってきたりもしません。

たまに犬と目が合って寄ってくるときはありますが、この時もこちらから何もしなければ襲ってきたり・吠えたりしません。

※ちなみにではありますが個人的にフィリピンの犬が一番凶暴だった思い出があります。(笑)

ちなみに狂犬病は犬だけではなく、コウモリなどその他の動物にも対象なのですが、コウモリは見かけたことがありません。

ちなみに日本で狂犬病の予防注射を受ける場合ですが1回約1万円かかります。

合計で3回受けないといけませんので計3万円かかる計算になります。

デリー・グルガオンだけでなく観光地として有名なアグラのタージマハル・ピンクシティのジャイプール・ブルーシティのジョードプルにも行ったことがありますが、そこの犬たちもデリー・グルガオンと変わらずおとなしかったです。

3.噛まれた際の対処

ただやっぱり心配だという方もいるかと思います。

もちろん上記の結論はあくまで個人の主観ですので不安になるのは当然です。

実際に狂犬病のワクチンを受けるかどうかは皆様の判断に任せるとして、このブログは参考程度にしていただければと思います。

ですから、ここからはもし仮に狂犬病にかかっている犬に噛まれた際のお話を少しさせていただきたいと思います。

まず基本的にインドでは野良犬がそこら中にいます。

5分歩いていれば必ず一匹は目にするでしょう。

日本でいうとこのコンビニエンスみたいなものだと考えてくれていいかと思います。(笑)

まず大前提として犬には近づかない。

たとえ彼らが道端で寝ていたとしても、急に起き上がって追いかけてくるかもしれません。

自らそんな危険に身をさらす前にまずは近づかないということが大切です。

それでは噛まれたことを想定した話をしましょう…

狂犬病に噛まれたら

まずは噛まれた箇所を水やせっけんでよく洗いましょう。

その後は

病院または薬局注射5回打つ必要があります。

注射のスパンは24時間以内3日後7日後14日後28日後です。

政府が運営している病院での注射となれば無料で受けることができますが、非常に長い列を待たなければなりません。

私立病院ですと待つことはほとんどありませんが費用が非常に高くついてしまいます。

薬局ですと300ルピー(訳500円)で受けることができますが、冷凍保存しないといけなかったりで保存が難しくなりますので、あまりおすすめしません。

 

 

基本的にはあまりに僻地でなければ、どこの病院でも狂犬病ワクチン注射を受けることができます。

4.デリー・グルガオンの病院

最後に、現在私も住んでいて多くの日本人が住んでいるデリー・グルガオンの主要病院を2ヵ所紹介したいと思います。

実際にグルガオンの病院に行ったことがありますが、本当にきれいできめ細かなサービスを受けることができます。

※病院内でのコミュニケーションは全て英語です。

https://www.fortishealthcare.com/india/fortis-memorial-research-institute-hospital-in-gurgaon

グルガオンに滞在する日本人であればほとんどの人が知っている病院です。

インドに駐在している外国人も多く、非常に信頼できる病院となっています。

https://www.maxhealthcare.in/hospital-network/max-multi-speciality-centre-panchsheel-park

さまざまな都市にあり当然首都デリーにも当然あります。

ローカルのインド人もおすすめする優秀な病院です。

 

狂犬病以外の病気にかかった際でも是非ご利用してみてください。

5.さいごに

今回はインド渡航前に自分が知りたかった情報を現地に行ってからシェアしてみました。

また外務省が公表しているインドの狂犬病注射に関しては、必須ではないが打っておくといいという立ち位置です。

もちろん不安、打っておきたいという方は日本で打っていいですし、インドで打つのもありです。

何より日本安いし、デリーやグルガオンであれば大きい総合病院もあるので簡単に打ちに行けます。

とにかく今現在滞在している自分の意見としては、狂犬病予防注射は焦って打つものでもないし、犬に噛まれる確率も本当に低いです。

とは言っても自分の体を守るのは自分ですので、今回のブログが予防接種の有無を決める際の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました

それではまた!

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日の出について

日の出ファウンデーション

インドと日本をつなぐ架け橋となる会社。日本語学校から始まり、インドIT人材紹介・技能実習生送出し・学習塾運営など人材育成を中心に事業を展開。目標は「インドと日本をつなぐ総合スクール」

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