こんにちは日の出ファウンデーションです!!
皆様もご存じのとおり、近年日本ではIT人材が不足していると嘆かれています。
具体的にどれぐらい深刻なのか。
なぜ不足しているのか。
「少し興味がある」また「今IT人材を探している」など様々な気持ちで読んでくださっていると思いますので、是非最後まで読んでいただけたらと思います。
それでは始めていきます!!
目次
そもそもよく聞く「IT」とはなんでしょうか?
IT(:Information Technology)とは??
「IT」という語は、2000年代に入ってから多用されるようになった用語であり、情報理論、インターネット、携帯電話、携帯情報端末などや、それらをインフラとした各種のソフトウェアやサービスなどといった、情報、特にコンピュータ関連の技術を広く指す用語として使われている。
ITと呼ばれる技術応用は、大きく二つに分類できる。従来手動で行われていた作業をコンピュータで効率化・発展させたものと、従来なかったサービスがコンピュータの応用によってはじめて可能になったものとである。
出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)情報技術より』
ITとは上記を指すものです。
それではIT人材とは何を指すのか?
そちらから見ていきたいと思います。
いわゆるIT人材と呼ばれる職種には大きく分けて3つあり、
- 「エンジニア職」システムエンジニアやプログラマ
- 「営業・コンサルタント職」ITコンサルタント、セールスエンジニア
- 「マネジメント・開発研究職」プロジェクトマネージャー、新製品、技術研究
があります。
皆様がよくITと聞いて頭に思い浮かべると思われる
プログラマーは「エンジニア系職種」の一つであり、
このエンジニア系職種のなかにもさまざまなエンジニアとしての仕事があります。
具体例をあげると
- システムエンジニア
- サーバーエンジニア
- エンベデッドエンジニア
- ブリッジシステムエンジニア
- テストエンジニア
などです。
聞き慣れない名前もあるかとおもいますが、実際に多岐に分かれています。
以上からわかるように、IT人材と一言で言ってもそれがプログラマーなのか営業職なのかどうかはわかりません。
ただ、日本で一般的に言われる「IT人材」はプログラマーを指すことが多い気がしますね。
それでは日本で不足しているといわれるIT職種を具体的に見てみましょう
必要なIT人材とは??
IT分野の中で特に今後必要とされるが、十分な人材を確保できてないとされるものはなんでしょうか?
ずばり
セキュリティ・AIやビックデータに関するものだそうです。
しかもこれらの分野は、IT業界のなかでもかなり高度な技術を要するものらしく、適性ある人材を見つけるのは非常に苦労するとのことです。
これからもわかるように、日本は、もちろん量的(IT業界従事者数)に人員不足ではあるのですが、
それだけではなくITスキルの質的にも人員不足となっております。
このように純粋なITに関する能力不足からも日本は「IT後進国」と呼ばれることがあります。
従って、現状この問題を打破するにはインドや中国からIT人材を呼び込むしかありません。
なぜ日本ではIT人材が不足しているのか??
単純な要因として日本の人手不足があります。
人手不足の記事は以下ブログをご参照ください。
今や深刻な社会問題となっている日本の人手不足。今回は何故日本で人手不足が深刻化したのか、その原因と現状、そしてその対策についてお話ししたいと思います。
当然ではありますが人手不足に伴い、IT人材の不足が進んでいます。
逆に、人口不足とは反対にIT産業の需要は高まり、ビッグデータ、IoT等の新しい技術やサービスの登場により、今後ますますIT利用の高度化・多様化が進展し、それを発展させるためにも更に人が必要になっていきます。
つまりIT市場は大きくなりつつあるのに人が追い付かないという状態ですね、、、
もちろんこのままでは、日本のIT産業が終わってしまいます。
2016年に経済産業省が行ったIT人材に関する調査では、具体的な不足人数までが発表されています。
参考:経済産業省『IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果』
マクロな規模でのIT人材(IT企業及びユーザ企業情報システム部門に所属する人材)は、現在の 人材数は約 90 万人、不足数は約 17 万人と推計された。今後 2019 年をピークに人材供給は減少傾向となり、より一層不足数が拡大する。
情報セキュリティ人材は、現在約 28 万人、不足数は約 13 万人であるが、2020 年には不足数が 20 万人弱に拡大。
先端IT人材は現在約9.7万人、不足数は約1.5万人であるが、2020年には不足数が4.8 万人に拡大。
解決策は??
このようにIT不足が現状問題となっているため、経済産業省はIT人材を確保するために様々な方策を以下のように発表しております。
- より多様な人材(女性、シニア、外国人材)の活躍促進
- 人材の流動性の向上(高付加価値領域への戦略的人材配置)
- 個々のIT人材のスキルアップ支援の強化
- IT人材への処遇やキャリアなど、“産業の魅力”の向上
- 先端IT人材、情報セキュリティ人材、IT起業家などの重点的な育成強化
上記からもわかるように日本ではIT人材を獲得するためにさまざまな方策をうち出し、IT業界への門戸を広げようとしています。
その中で、外国からIT人材を獲得するのも一つの方法となっております。
現在IT大国と呼ばれるインドからの流入が多くなっており、今後はより拡大する予測になっています。
外国人を採用するほうが、日本人よりもスキルがあり、人件費がかからないということで、最近このような風潮が強まっています。
このなかでどのように我々が受け入れ、一緒に仕事をしていくは今後も考えなくてはいけない問題ではあります。
◎まとめ
日本のIT人材不足は今後も多くの企業が考えていかなければならない問題であり、経済産業省も対策を設置し、少しでも緩和するようにしております。
まずはITというまだ新しい分野について専門の方のみではなく、みなさんで知識を深め、様々な国や場所からIT人材を育成、募集する必要性があると感じられます。
日の出ファウンデーションでは、インドIT人材の紹介から日本語研修その他アフターサポートを含め、ご提供させていただいております。
「インド人IT人材が欲しい」「IT人材が欲しいけどどううすればいいかわからない」などございましたら、弊社までご連絡ください。