【深刻!?】日本で嘆かられる人手不足の実態とは??

こんにちは!

日の出ファウンデーションです。

今や深刻な社会問題となっている日本の人手不足。

今回は何故日本で人手不足が深刻化したのか、その原因と現状、そしてその対策についてお話ししたいと思います。

目次

1.人手不足の現状と動向

現在、日本の中小企業を中心に人手不足が深刻化しています。

これは2017年の有効求人倍率ランキングを示したものになります。

上記からもわかるように一般的にこれらの業界が人手不足と言われています。

  1. 建築業界
  2. 医療介護業界
  3. 飲食業界
  4. IT業界
  5. 運輸郵便業界

 

残念なことに1位となってしまった業界が建築関連業界です。

2020年の東京オリンピックやインフラの老朽化により建築業界の需要が拡大されているにも関わらず若年層の人材の確保育成が整っていません。

建築業界におけるイメージ、炎天下での肉体労働やパワハラ、ブラック企業といったマイナスなイメージがより建設業界の人手不足を加速しているようです。

また日本では少子高齢化が急速に進んでいますが、それに伴う医師や看護師・介護職の数が圧倒的に追いついていません。

医療ニーズはこれから拡大する一方なので今後より一層医療業界における人手不足は深刻化するでしょう。

加えて、日本におけるIT人材の確保も難航している模様です。

先日ソフトバンクの孫正義社長がここ数年で日本はAI後進国になったと言われていましたが、これからの時代優秀なエンジニアを確保することは国の発展に直結する問題になっていくでしょう。

2.人手不足に陥った理由

それでは、日本が人手不足に陥った理由を何点か見てみましょう

①少子高齢化

総務省によると日本の総人口は2018年度1月1日時点で1億2520万9603人で9年連続の減少を記録しています。

15〜64歳の生産年齢人口は初めて全体の6割を切るという結果になりました。

2060年には日本の総人口が8000万人代になると予測されています。

このデータが示すように人手不足と少子高齢化は密接に結びついています。

とりわけ地方における人口減少率は高く、秋田県は人口減少率1.39%と最も高い数値を記録しました。

依然として東京一極集中は続く見込みで地方における人手不足が今後より一層の課題となりそうです。

②若年層の離職率増加

「働き方改革」と言う言葉が叫ばれるようになってから久しいですが、日本では徐々に終身雇用の時代が終わりつつあります。

ライフスタイルを重視した働き方、つまり若者のベンチャー志向、転職志向、フリーランス志向といった気質が離職率増加に繋がっているようです。

③非正規雇用の増加

長時間労働で低賃金で働くことを強要されてしまう非正規雇用では人材は定着しませんよね。

しかし企業側からするとニーズや季節変動に合わせて働く非正規社員を採用することには大きなメリットがあるようでこれが日本における非正規雇用の増加を産んだようです。

したがって正規雇用で必要な人材が足らず、企業に大きな問題を与えています。

3.日本の人手不足対策

では、人手不足を解消するには我々はどのような対策を講じれば良いのでしょうか。

方法は大きく分けて3つあります。

①働き方改革の推進

就職しても結婚・出産を機に会社を辞める必要があると言う声を一度は聞いたことがあるでしょう。

これにより優秀な人材を手放してしまうのは企業にとってかなりな機会損失です。

フレックスタイム制を導入して労働時間に融通を効かせられるようにしたり、エンジニアを中心にリモートワークを推進していくことで労働環境を改善していくことが対策ができるかと思います。

②IT技術の活用

AIによって仕事が奪われてしまうのではないか、と危惧している人も多いかもしれませんが、IT技術を活用することはデメリットばかりではありません。

本来人がやらなくても良い事務作業をAIに任せることによってよりクリエイティブな仕事に取り組むことができたり、ITを活用することによって作業を効率化することが出来ます。

上手くIT技術と付き合っていくことが今後必要となってくるでしょう。

③外国人人材の登用

日本で人材が確保出来ないのであれば海外に助けを求めるのはどうでしょうか。

例えば、東南アジアといった国々は平均年齢が20代という国も多く人件費も日本に比べてはるかに安いです。

外国人技能実習生を取り入れることで人手不足の解消を大きく進めることができるかもしれません。

4.まとめ

さて今回は日本で危惧されつつある人材不足に関してブログを書かせていただきました。

多くの企業にとっては人手不足を解決するのは大変難しい課題かと思います。

しかし、人手不足の原因は何であるのかしっかりと現状と原因を把握しボトルネックに対して適切な解決策を打つことで徐々に人手不足は解消していける問題だと思います。

ぜひ人手不足に向けての第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

弊社日の出ファウンデーションでも技能実習生の送り出しやIT人材の紹介など、人材育成に関連した事業を数多くやっています。

もしご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

ありがとうございました。

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日の出について

日の出ファウンデーション

インドと日本をつなぐ架け橋となる会社。日本語学校から始まり、インドIT人材紹介・技能実習生送出し・学習塾運営など人材育成を中心に事業を展開。目標は「インドと日本をつなぐ総合スクール」

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