【超便利!】インドのデリバリー文化とフードテック企業

こんにちは!

日の出ファウンデーションです!!

私達の生活には欠かせないフードテック企業。

今回は今熱いと言われているインドのフードテック企業についてご紹介したいと思います。

そもそもフードテックという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

 

目次

1.フードテックとは?​

フードテックとは何ぞや。

皆様の中には「フードテックって何?」「そんなの知ってて当然でしょ」という方がいるかと思います。

という事で、フードテックとは何か?改めて説明させていただきたいと思います。

 

フードテックとは?

フードテックとはFood×Technology。

食品業界にITを取り込むことで簡単に食料を手に入れられたり、環境に優しいサステナブルな食品を摂取できたりするものを指します。

Fin-Tech(金融テック)・Ed-Tech(教育テック)など近年さまざな業界で話題になっている、業界名+テックの動きの一つで、AI×IoTなどのIT技術の進化を実務に落とした「食」版です。

また、フードテックとは食品の流通・加工・調理の効率化のほか、飲食店や宅配サービスの予約システムなど多岐にわたります。

2.何故フードテックに注目!?

①食糧不足の解決

近い将来人口増加により世界的な食糧不足が予想されています。

日本ではあまり馴染みのない社会問題かもしれませんが、世界では世界の総人口が74億人を突破しそのうち8億人が飢えに苦しんでいると言われています。

この人口増加に伴う食糧不足をITの力で解決しようとしているのがフードテックです。

②SDGs対策

ケンタッキー(アメリカ)が植物性の代替肉を使ったチキンを販売したことはご存知かもしれません。

これは健康食と言った意味合いもありますが、世界的に流行的な環境汚染対策の為でもあります。

地球環境の持続可能な開発を目指すという意味でも、「フードテック」は注目されてます。

③人口不足問題

特に日本で社会問題となっているのが飲食業界における人手不足です。

飲食業界では人の流動性が高く、一人当たりの仕事量が多い為せっかく人を雇っても直ぐに辞めてしまうという問題が起こっています。

飲食店でのキャッシュレス化、AIレジ、席予約のオンライン管理によって人手不足を解消しようとしています。

他にもフードロスや食の安全、孤食など食を取り巻く社会問題は山積みです。

上記で述べさせていただいたように食糧を取り巻くさまざまな問題を解決するために、「フードテック」は注目されています。

3.インドのフードテック市場規模

全世界でいえば、2017年のフードテック市場への投資額は100億ドル(1兆1 ,000億円)を超えたそうです。

また今後、フードテック市場規模は世界で700兆円に上ると見積もられています。

実際世界各国でフードテックに関連した企業が、スタートアップ・大手企業問わず続々と進出してきています。

さて、それではインドマーケットはどうでしょうか?

現在、インドのフードテック市場規模は約480億円と言われています。

インドのこれからの人口・経済の成長率、フードテックの歴史の浅さを踏まえるとこれからもっと規模が拡大されていくことが見込まれます。

またエンゲル係数(食費が生活費における割合)が非常に高く、半分以上を占めていることや経済成長に伴った食生活や味覚の変化が予測されており、今後もフードテックが大きくなるでしょう。

 

加えて、オンラインよりもリアルショッピングを好む客層が多いこと、求められる商品の地域差に対応できなかったことで、インド全国(全州)で同一企業が覇権をとっているわけでなく、各州によっては異なる場合があります。

今後、インドに多くある似たようなサービスを提供するプラットフォーム企業は買収による企業統合が進むと予測されます。

4.インドのスタートアップ企業

ではインドにはどんなフードテックカンパニーがあるのでしょうか。

インドでメインとなる2つのフードデリバリー企業をご紹介したいと思います。

①ZOMATO

レストラン検索プラットフォーム兼フードデリバリー企業。

評価額は10億円超えのユニコーン企業です。

分かりやすく言うと、食べログとUbereatsを組み合わせたようなサービスを提供している企業ですね。

アプリ内で席の予約もできます。

現在世界24カ国に展開し、120万件のレストランを掲載しています。

 

②Swiggy

Zomatoの競合として知られているのがSwiggyです。

こちらのアプリはフードデリバリーを専門としていて、個々の食品も配達してくれるのでAmazonfreshといった企業でしょうか。

オーラルケア商品やボディケア商品等日用品まで販売しています。

2014年にバンガロールで誕生しインド国内では100地域に展開しています。

5.終わりに

今回はインドのフードテックについて軽くご紹介しました。

いかがでしたか?

インドではまだまだこれからたくさん面白いフードテック企業が出てくると思います。

ぜひ皆さんもインドのフードテック企業に注目してみて下さい!

本ブログをお読みいただきありがとうございます!

日の出ファウンデーションでした!

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日の出について

日の出ファウンデーション

インドと日本をつなぐ架け橋となる会社。日本語学校から始まり、インドIT人材紹介・技能実習生送出し・学習塾運営など人材育成を中心に事業を展開。目標は「インドと日本をつなぐ総合スクール」

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