今回のブログでは介護職種で技能実習生を受け入れるときに、実際どの時点でどのレベルがあるのか説明していきます。
1、実際どのぐらい日本語レベルが必要なのか
答えとしては、日本で何年間実習をしたいかで変わってきます。
まず公式な厚生労働省が発表している資料、『技能実習「介護」における固有要件について』では、日本語レベルが最低でも
入国時に日本語能力試験「N4」レベル
2年目以降は日本語能力試験「N3」レベル
まずはこの日本語レベルは各時点でしっかりおさえましょう。
※各レベルの目安について
https://www.jlpt.jp/about/levelsummary.html
2、入国時の日本語レベルの補足
1でも説明したように入国時の日本語レベルに関しては、日本語能力試験「N4」があれば実習できます。しかし、厚生労働省の資料では入国時に「N3」があれば望ましいといっており、やはり介護という特にコミュニケーションをとる職種は会話力があればある程いいです。
また入国前までに「N3」を持っていると、入国後講習の授業数が少なくなります。
3、2年目からに関する補足
2年目からは「N3」レベルが必須になります。そのため入国時「N3」レベルの技能実習生は実習を開始してから一年が経つ前あたりに日本語能力試験を受けることになります。この試験で「N3」レベルに合格すれば2年目から実習を行うことができ、それ以降何か日本語の試験を受ける必要はありません。
つまり2019年9月現在介護職種では日本語レベルに関して言うと最低でも「N3」レベルを持っていれば心配はないです。
4、試験は日本語能力試験ではないとダメなのか?
これに関しては日本語能力試験以外の「J.TEST実用日本語検定」「日本語NATTEST」などの他の資格で「N3」「N4」レベルに対応するレベルを取得していれば大丈夫です。もし「N3」「N4」レベルに対応しているか不安な場合は各試験のホームページや厚生労働省に聞いてみるのが確実です。
特に大きな理由がない場合は日本語能力試験をおすすめします。
5、さいごに
今回は介護職種に関しての日本語能力要件をまとめましたが、他の要件はこちらから詳しく見ることができます。↓
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